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天才は親の教育で作れる

世の中には「天才」と呼ばれる人達が居る。
そういう人達の生い立ちとかを見ると、まず間違いなく「親」が子供の進む道を強制していないってのがある。

子供が夢中になっている事を止めさせない。
むしろそれを応援する、サポートしている事が多い。

「○○ばっかしてないで、××もやりなさい!」
とか
「○○はもう禁止!」
とかってのは、一切言ってないしやってない。

もちろん、子供が夢中になっている事が違法だったり、あるいは健康に害があるならば、無理にでも止めさせるべきだ。
だがそうでないなら、それを止めさせるべきではないのだ。
大抵の親は、学校の勉強を一生懸命やれと言う。
だが学校の勉強なんてのは、社会に出てどんな職に就こうとも、どんな人生を歩もうとも、役に立つのは国語と算数だけだ。
最悪、学校に毎日きちんと通って授業を受け、宿題とか言われた事さえやっていれば、成績なんてもんは気にしない方が良いのだ。

漫画ばっかり読んで、アニメばっか見て、ゲームばかりしてって場合でも、学校にちゃんと行って宿題もやってるのであれば、止めるべきではない。
本ばっか読んでた子供が、大物小説家になることだってある。
漫画やアニメばっか見てた奴が、売れっ子の漫画家になる事だってある。
ホンダのアシモを作った人達は、子供の頃に鉄腕アトムに夢中になり、大人になって実際にそれを作ろうとしたわけだ。

本来、人間はみな何かの才能がある。
それを多くの親が、てめーのエゴや趣向で潰してしまっているということだ。

やりたい事をやらせ、すきなものを何でも買ってやって甘やかせとか、放任しろとか言ってるわけじゃない。
たとえ親自身が気に入らない事でも、子供が異常なほど執着したり集中したり夢中になってるならば、それが違法だったり健康に害が無いものなら、躾や最低限の学校教育の障害にならない範囲で、全力で応援してサポートしてやるべきという事だ。

大人になれば、やりたくなくてもやらなければ行けない事はある。
我慢しなければならない事も多い。
ただし、それは子供が一番好きなものを禁止したりする事で、教えてはいけないという事だ。

むしろ何でもかんでも禁止、親の意に沿わない事は全部ダメ、こうしろあーしろと口うるさく言って従わせる。
それを教育だの躾だの勘違いしてるのが多い。
その結果が、不良やニートになるのだよ。

うちはしっかり躾したし、教育も十分してきた。
塾にまで行かせて良い大学にも入れさせたし、そのためのお金は惜しまなかった。
なのになんで引き篭りニートなんぞに・・・
って言ってる親は、その教育方針が子供をそうさせたと反省して欲しい。

子供が本当にやりたい事をやらせず、子供がやりたくない事ばかりを強制した結果なんだよ。

勉強しないでサッカーばっかやってる、野球ばっかやってる。
結構じゃないか。
そういう子供が、将来Jリーガーになったりプロ野球選手になるんだよ。

人間の能力の差なんて、誤差程度しかない。
天才と凡人の差は、どれだけそれを長い期間、集中してやってきたかによるんだよ。
つまり、ガキの頃からずーっと好きで集中してやってきた事は、天才と呼ばれるにふさわしいものになるんだよ、大人になった時に。

・子供が夢中になってやってる事は、それが違法だったり健康に悪い事で無い限りは、絶対に止めない。
・我慢ややりたくなくてもやらなきゃいけない事が世の中にはあるんだと教える事も大事だが、それは例えば嫌でも義務教育中は学校に毎日行かせる、宿題はきちんとやらせる等の、本当にその時に必要な事で教える。
無理にあれこれわざとそういうものを作るべきじゃない。

これが天才を作る方法であり、たとえ最初とは違う道に進んでも、落ちぶれた人生にならないで済む方法。

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異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

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