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Windows10は、なぜ糞重いのか?

原因は「起動しているプログラムが多すぎる」事だ。
プロセスだのサービスだの常駐アプリだの、様々な言い方があるが、全てパソコン上で実行される「プログラム」である。

従って、この動いている、あるいは起動されるプログラムの数を減らせば、基本的にWindowsは軽くなる。

Windows10になる前から、スタートアップから自動起動されてる余計なアプリやツールを外す、使わないOSの機能のサービスを無効化するなど良く言われてきたし、実際にそこそこ効果があった。

だがWindows10は今までのWindowsで通じたこれらの手法だけでは、軽くならない。

なぜなら、「タスクスケジューラ」によって定期的に、あるいは何かの条件で起動されるプログラムが、Windows7時代の倍以上に増えてること。
また同じく出力される各種プログラムの「ログ」の数や種類が増えたことだ。

もっともタスクスケジューラの方は、該当するプログラムが「サービス」ならば、「サービス」の側で無効にしておけば、実行はされないが、それでもタスクスケジューラが起動できないはずのプログラムを、定期的に起動しようとするわけで、時間のロスにはなる。
また必要なプログラム類でも、事細かにいちいちログを吐き出されると、そんだけHDDの空き容量は圧迫するし、何よりログをHDDに書き出すという行為は、非常に時間が掛かるのだ。

会社のPCや、あるいはサーバなどの場合はこの「ログ」というのは非常に重要で、セキュリティ上あるいは不具合の発見などで大いに役に立つので、止めるなんてもっての他だが、個人PCではまったくといって良いほど必要ない。
一般ユーザーが、ログを見たところで何も分からないし役に立てられないし、ログの提出までして問題解決をしてくれるような、法人向け並みのサポートサービスを契約してる人なんて居ないだろうからね。
一般向けのサポートなんて、不具合が起きれば、ドライバ入れなおして下さい、アプリ入れなおして下さい、再セットアップしてください、修理に出して下さいしか言わないからw

このタスクスケジューラで余分なバッチ処理的なものを止める、ログを一切出力しないようにするまでやってもなお、Windows7より重い、起動が遅いのがWindows10だw

でもやらないよりはやった方が良い。
これらは「個人情報を守る」という点でも効果がある。
知らないうちに「個人情報」を送信される処理というのは、たいていはタスクスケジューラで定期的にそういう処理が動くように設定されてる場合が多いからだ。
またこういうので送られる「情報」というのは、言い換えればプログラムが吐く「ログ」なのだ。
送るべき「ログ」がPCに存在しなければ、たとえ情報送信のプログラムが起動したところで、何も相手には送信されないw
なのでログ出力も、出来る限り無効化した方が良いという事だ。

タスクスケジュールは「タスクスケジューラ」から、ログはイベントビューワーからそれぞれ個別のスケジュールやログに対して、有効無効を指定できる。
一部無効化できないものもあるが、大抵はマイクロソフトが仕込んだOS標準の設定でも無効化はできる。

無効化できる、した方が良いサービス一覧に比べて、タスクやログに関しては情報を出してるサイトは少ない。
なので基本的に、ひとつひとつのタスク名やログのタイトル名などを、いちいちWeb検索して止めても問題ないものなのかどうか、確認しながらの、根気のいる作業となる。
そこまでやっても、ほとんど変わった気がしない場合も多い。

それでもって人は自己責任でどうぞ。

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