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Windows10 カーネルミキサーがゴミ問題

前々から思っていたが、Windows10のサウンド処理は、とにかくゴミだ。
音質が悪いとか、そういうレベル以前の問題。
とにかく、重いし効率が悪い。
いかにWindows7が優れたOSであったかを思い知る。

このWindows10のサウンド処理がゴミなのは、Windowsのカーネルミキサーが腐っているのが原因らしい。
カーネルとはWindowsの本体とも言えるプログラムの事であり、ミキサーとはサウンド処理を指すので、まぁ簡単に言えばWindows10のプログラム本体のサウンド処理が腐ってるので、ドライバーを最新にしようがどうしようもないという事でもある。

                  【アプリケーション】
                       ↓↑
【メモリ】→[サウンドデータ]→【カーネルミキサー】→[音量や音質が調整されたサウンドデータ]→【ドライバー】→[サウンドチップに対応させたサウンドデータ]→【サウンドチップ】→[アナログ電気信号]→【スピーカーなど】

このように、ドライバーは既にゴミ処理されたサウンドデータを、サウンドチップに受け渡すだけだから。
音質が悪いデータを治す事はできないのはもちろん、カーネルミキサー側の処理が遅くてデータそのものが来ない(音飛び)はどうしようもない。

Windowsのカーネルを通さないで音を出す方法は、まったく無いわけではない。
有名なのは「ASIO」というミキサードライバーを使う事。
上図で言えば、【カーネルミキサー】というゴミプログラムの部分を【ASIO】に置き換える。
ASIOはサウンドデータを一切加工せず、そのままの形でドライバーへ送り、音質を確保しようというものだが、同時に「加工」という処理をしない事で、その分軽くなり、音飛びやサウンドのもたつきも、理論上は解消される。

ただし欠点もあり、
・アプリケーション側がASIOに対応していないと使えない
・音量調整処理もしないので、音を大きくしたり小さくしたりが出来なくなる

スピーカーなどボリューム調整機能があるもので聴く場合は良いが、それが無いヘッドフォンなどで聴く場合はPC本体のヘッドフォンジャックなどからだと、音がでかすぎて耳が痛いとか、小さすぎて聞こえないとかを解消できなくなる。
まぁアンプ付きスピーカーなどには、アンプ部にヘッドフォンジャックがあると思うので、そっちへ繋げば良いのだが、音質に拘る場合は、スピーカーアンプを通す分だけ電気信号的にはわずかに劣化する(気がする)のは否めない。

MP3などの音楽再生ツールは対応しているものが多いが、動画再生ソフトで恐らく一番普及してるであろうVideoLANはこれに対応してない。
Bluestacksは仮想PC上で動くエミュレーションソフトで、サウンド処理は本来はカーネルを経由しないはずだが、ブラウザと同時起動して使ってたりすると、そのブラウザ側のサウンド処理に引っ張られるのか、音声が途切れ途切れになって治らないなどの現象に見舞われる。
単体で起動してれば問題ないが、ブラウザで攻略Wikiなどを見ながらゲームしてる場合などは、どーしようもない。

あらゆるアプリケーション、あらゆる場面で完全にWindows10のカーネルを通さないでサウンド処理をさせるツールや方法は無いものだろうか?
色々調べているが未だに見つからない・・・

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