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GoTo叩きに見る、マスコミの世論操作手法

最初に断っておくが、私はGoTo政策否定派だ。
観光立国などという日本を途上国へ落とすような政策を推し進める、自民党二階幹事長の発案だからだ。
今回のコロナのような事が起きると、途端にピンチになるのが観光業だ。
それ以外の製造・販売業は、ぶっちゃけそれほど損害は受けていない。

それを踏まえた上で、昨今のマスコミのやり方を見ても、あまりに酷いと言うことだ。

ここ数日、マスコミはGoToは中止すべきという声が半数を超えるという世論調査の結果をしきりに出すようになった。
日本人というのは、「みなさん、もう海に飛び込みましたよ」と言うと飛び込むという、沈没船ジョークにあるように、非常に同調圧力に弱い。
マスコミは捏造・偏向報道するものと分かっている保守層でも、このような調査結果を見せられると「ん?もしかしてGoToは中止すべきなんじゃ?」と思ってしまう人も出てくる。
これがマスコミの狙い。

証拠も根拠も無く、とにかくGoToがヤバイと言い続ける。
これでまずマスコミを未だに信用している層が洗脳される。
そういう連中を対象にアンケートとれば、当然ながらGoTo中止すべしという回答が多くなる。
それを使って更に、マスコミを信用しない層にも「ほらほら、みんな中止すべきって言ってますよ?w」と(同調)圧力をかけるのだ。

自分でデマをばら撒き、そのデマを信じた人間を対象に世論調査して、正当性を裏付けるという詐欺的手法。
おわかり頂けただろうか?

かつてヒトラーも使ったものだよ。
国会に放火したのはナチスの敵対政党だと、何の根拠もないのに言い続け、それを信じてしまった人達によって与党になれる議席を獲得。
そして敵対政党を潰すような政策を次々と実行していき、最終的に独裁を確立したわけだ。

ヒトラーはナチスは人類史上もっとも極悪非道だった。
調査はおろか、口に出すことさえ禁止。
そんな「臭いものにふたをする」みたいな事をやって、歴史をきちんと検証して反面教師として生かさないから、同じ過ちをいつまでも繰り返すのだ。

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