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闇営業 吉本の静観 N国党の議席獲得はすべてつながっている

これらの事件が、すべて裏で誰かが、あるいは大きな組織が関わった陰謀であるとか、そういう意味での「つながっている」ではない。

まず反社会勢力への闇営業問題。
有名人やお金持ちを利用するために、反社会勢力が近づいてくるのは当たり前。
違法行為もなんのそのな危険な連中なうえに、それが「集団」という「組織」で近づいてくるわけで、そんなもん「個人」で抵抗できるわけがない。
「集団」で「個人」を攻めるのは、悪人の常套手段であり、これは政治の世界でも反日左翼がよく使っている手でもあるw

「集団」に対抗できるのは「集団」でしかないわけで、それが事務所なり会社なりテレビ局なりなわけだ。
ところが現代の芸能界は、テレビ主導で作られたわけで、そのテレビ局というのは新聞社が母体になっている。
新聞社や、あるいは雑誌社なんかもそうだが、こいつらは清廉潔白ぶってはいるが、反社会勢力とつながりがある。
もちろん、一緒に悪い事してるとかいう意味ではなく、「コネ」がなければやばい「情報」は手に入らないからだ。
顔を隠して元犯罪集団のリーダーへのインタビューだとか、反社会集団の関係者の証言だとか、そんなもんがとってこれるのが、つながりがあるなによりの証拠。

よってもともと反社会集団とズブズブな組織が主導して食った今のテレビ局・芸能界が、それらを排除できるわけがないのだよ。
そもそも今回の件は、氷山の一角にすぎないと私は思っている。

さてそういうものが、情報化社会により一般人でも気づける世の中になり、隠し通せてる、取材のためのやむをえない付き合いだと認めてもらえるなどと思ってるのは、当のマスゴミ関係業界だけなのに、あいつらは気づいてなかった。
だから奴らの予想に反して、この事件への一般人の厳しい意見が多く出たのだ。

それにあせった業界は、しっぽ切りして乗り切ろうとした。
吉本の「静観」というが、まさにそれ。
お仲間であるテレビ・マスゴミ業界は、正義や公正中立をうたってはいるが、実際はてめーらに都合の悪い事は報じないクズの集まりである。
よって、その業界の大手である吉本の責任追及なんぞ、するわけがないのが分かってたし、吉本自身の闇なんぞスクープする雑誌社も居ない事を、吉本はわかってたのだ。
人のうわさもなんとやらで、このまま黙っていれば、すくなくともテレビ・マスゴミは何も言わなくなり、それにともなって一般人の記憶からも消えると思っていた。
それを待つ事が、すなわち「静観」であり、それが可能な業界だったということ。

そして最後のひとつ。
N国党が議席を取った件。

こういうテレビ・マスゴミ業界の腐った体質に反感も持つ人間が、業界が思っている以上に多いという事。
参議院という、解散がなく、6年もの長きにわたり、国政に携われる議員を輩出できるほどに、反発が強まっているということ。

つまり反社会勢力の闇営業は、起こるべくして起こった事であり、それに対する吉本の対応がテレビ・マスゴミ業界の典型的な姿であり、そしてN国党の議席獲得は、それに対する国民の反発という、どれも当然の結果という事だ。

これでこれら3つの話題が、「風が吹けば桶屋が儲かる」的に、すべてつながっているという事が理解できたと思うw

庶民がやってるのはRPGだが、政治家がやってるのはSLG

ずいぶん前に、ネタで「なぜRPGのボスは、主人公達が低レベルのうちに攻めに行かないのか?」という質問があり、それに対して「勇者達がやってるのはRPGだが、魔王がやってるのはタワーディフェンスだから」という回答があった。

これは現実世界の政治にも言える。
Q.「なぜ政治家は、どいつもこいつも大衆に支持されるような事をしないのか?」
A.「民衆がやってるのはRPGだが、政治家がやってるのはSLGだから」

どういう事かというと、われわれ一般大衆は、どんな職業にしろ、基本的にRPGなのだ。
毎日の仕事で経験値を稼いで、主任→係長→課長→部長・・・
とレベルアップするRPGをプレイしているのだ。

だが政治家は違う。
彼らがやってるのはRPGじゃない。
信長の野望とか三国志とか、あるいはシムシティーみたいな「シミュレーションゲーム」なのだ。
やってるゲームが違うのだから、話が合うわけがないのだw

池上彰の選挙とは何ぞやみたいな番組で、「あなたはどういう基準で投票する人や政党を選びますか?」と、出演タレントに聞いた時に、ほとんどの人が教科書通りの「政策を見て」とか「人柄を見て」みたいな答え方をしてたが、ただ一人、千原せいじだけ「消去法」と答えていた。
笑いを取りに行った発言だと思われるだろうが、実はこれが一番正しいw

やってるゲームが違うのだから、こーした方がいい、あーして欲しいという「要望」が合致するわけがない。
誰を選んでも一般庶民のやってるRPGには、何のプラス効果もないどころか、マイナスしか出なくて当たり前。
プラス効果が出たら、むしろそれは奇跡と言っても良い。

であれば、「一番害が少ない」人や政党を選ぶしかないわけで、その方法が「消去法」というわけだ。

選挙は国を良くするために投票しに行くんじゃないんだよ。
悪くならないように、ブレーキを掛けにいく行為なのw
野党支持者も与党支持者も、この点では基本的に同じなんだよw

投票に行かないってことは、このブレーキを掛ける行為に参加しないって事。
それでいて、「おい、全然ブレーキがきいてねーじゃねーか」って、あほか。
お前らがブレーキ踏まないのに、効くわけねーだろ。

投票に行かないやつは、政治に文句言う資格がないとは、こういう事なのだよ。
車の後ろの席で、「おいスピード出しすぎだろ」とか「おい、なんでそっちの道へ行くんだよ」って言ってるようなもん。
だったらてめーが運転しろやと。

最後に、選挙は国を良くするためではなく、悪くしないために消去法で選んだ候補者や政党に投票する行為 という事を肝に銘じて、それでも行かないなら文句言うなと。

最近のマスゴミ、特にTBSはひどい

韓国ホワイト国除外→規制だ禁輸だ、韓国はこんなに怒ってます、韓国の言い分はこうです、日本の言い分?知らんがなw

ゴーンの時に、散々海外から日本の司法は保釈しなくて後進的、人権無視と叩かれまくってます→ここ最近、保釈中の人が逃走する事件が相次いでいます(何やってんだよ警察www)。
いや、お前らがもっと保釈しろ言ったんじゃねーかw
戦前から何も変わってないw
戦争を散々賛美して煽っておいて、戦後は私たちは間違ってましたの一言の謝罪も国民になく、むしろ軍部に脅されてた被害者です、戦争はよくないですよー、戦前の日本はこんなに悪い国だったんですよーで、自分らがやった事はスルーw

以前歌舞伎町のカラオケ店で拳銃での殺人事件が発生したが、凶悪な事件にも関わらず、被害者が韓国籍の暴力団員らしいと分かった途端、続報報道控えるw
そしてさっき、その犯人が逮捕されたらしいが、保釈中の身分だったw
なおこの手の事件で被害者の名前が出る事はあっても、加害者の名前が出ない事は珍しくないが、なぜか被害者は元暴力団員としか報じずw
韓国籍ということに忖度したもようw

おい、いい加減にせーよw

それと国家公務員、政治家も含めて、マスゴミに忖度して政策や運用を変えると、結局は国民がそれによって多大な被害をこうむり、言い出しっぺのマスゴミは知らんぷりで当然のように国を叩くという繰り返しを、いい加減止めろや。
国や国家機関が忖度すべきは、選挙の結果という、何のフィルターも掛かってない、操作もされてない国民の意思だけなんだよ。
ほーらマスゴミさん、あんたらのお望み通りに変えてやった結果がこれですよwww
ってやりたいのかも知れんが、それで被害を受けるのは、罪もない善良な日本人なんだよw
しかもそんな事したって、マスゴミは反省しないし痛くも痒くもないし、むしろ更に叩ける材料が出来て喜ぶだけだって分かれや。

いちいちマスゴミが勝手に作って勝手に騒いでる「世論w」とやらを気にしてんじゃねーよ。
そんなもんに忖度して、運用変えるんじゃねーよ。
「世論w」が法律をも捻じ曲げる韓国じゃねーんだからよ。
法治国家だろうが。
韓国の事、馬鹿にできんぞ。

マスゴミがうざいなら、とっとと規制しろよ。
言論の自由だの報道の自由だのの、「自由」ってのは、何をしても良い自由じゃねーだろ。
嘘をついても、情報操作しても良い自由じゃねーだろ。
もっと自由だ人権だ差別だ平等だって言葉の、本当の意味を勉強しろや。
本当の意味、正しい意味を知らないから、そういう単語出されるとホイホイ言うこと聞かざるをえないんだろうが。
橋下を見習えよ。
呼んで勉強会でもしろよ、下らないパーティーとかしてる暇があるならw

Windows10 SuperFetch(SysMain)は本当に使わない方が良いのか?

多くのWindows10の高速化設定を案内しているサイトで、SuperFetchは停止した方が良いと言われている。
というか、SuperFetchを使った方が良いと言っているサイトが見当たらないぐらい、悪評高いのがWindows10のSuperFetchだ。

しかし本当にそうだろうか?

実はSuperFetchには、メモリ4GBしかないとか、SSD使ってないとかのショボイPCでも、高速化に役立つ機能がある。
それは「ReadyBoost」だ。
この「ReadyBoost」は、USBメモリをファイルキャッシュの拡張に使う事で、システムの高速化をはかろうという仕様だ。
これを使う場合、SuperFetchの機能の一部なので、止めていると使えない。

SuperFecthがゴミなのは、余計な処理をしまくるからだ。
ならば最低限の処理しかさせないようにしてやればいい。

Windows7時代のSuperFetchの設定資料だが、レジストリで動作を制限する方法がある。
そのレジストリ項目はWindows10でも残っており、試してみたところ恐らく機能していると思われるので、紹介しておく。

1.Windowsキー(キーボード左下の旗マークのキー)+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、
regedit
と入力して「開く」でレジストリエディターを起動する。
起動の際に、システムに変更を加える事ができるプログラムを起動しようとしているが、えーのんか?と聞かれるが、そのまま「はい」で。
レストリエディタ起動

2.コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParametersを開く
(下図の青い反転している現在地の欄に、上記をコピペして貼り付ければ一発で開ける)

SuperFetch設定

右側の欄に出ている、
EnablePrefetcher
EnableSuperfetch
の値を両方とも「2」「0」にする。
ちなみにこの項目の数値の意味は、
0=無効
1=アプリケーションのみ有効(ブラウザとかゲームとかExcelとかだけ先読みして速く起動するようにする)
2=システムのみ有効(Windowsのシステム関係のファイルだけ先読みして速く起動できるようにする)
3=両方とも有効(デフォルト値)
である。

これでReadyBoostやメモリ圧縮などの、低スペックマシンで役に立つ機能を使いつつ、その他の部分でパフォーマンスを低下させないように出来る。Superfech(Sysmain)によって重くなる主な原因であるシステムやアプリケーションの動作状況の監視と記録をしないように出来る。


さて「ReadyBoost」はUSBメモリが無ければ使えない。
他のPCの周辺機器と違い、USBメモリはコンビニでも手に入るし、値段も数千円、安いのだと1000円未満でもある。
よって私のようなヒキニートでも、簡単に買いにいけるし、またなんとか買える値段でもある。
もしUSBメモリを所持してないなら、是非とも買うのをお勧めする。

既に所持している、あるいは新規に購入したUSBメモリをPCに刺したら、まずフォーマットをし直す。
USBメモリはexFATという形式のフォーマットが一番高速で読み書きが出来ると言われているが、多くのUSBメモリは互換性などを重視してFAT32でフォーマットされてる事が多い。

フォーマットはエクスプローラを開いて、USBメモリドライブの所で右クリック、出てきたメニューのフォーマットを選択すればよい。
フォーマット方法の欄がデフォルトだとたぶん「FAT32」になっているので、「exFAT」に変更して、実行。
クイックフォーマットであれば、ほぼ一瞬で終わる。

次に再度USBメモリドライブを右クリックして「プロパティ」を開き、「ReadtBoost」タブをクリック。

USBドライブ

USBメモリを他の用途で使うつもりが無ければ、「このデバイスをReadyBoost専用にする」。
これが一番、高速になる。
もしUSBメモリをバックアップや、あるいは緊急時の復旧DISK(Windows10はインストールDISKとしてUSBメモリも使える)などで使っているなら、「このデバイスを使用する」で、その下の項目で任意の容量に設定すれば良い。
専用として使う場合より、ReadyBoost機能のパフォーマンスは落ちるが、それでも使ってない時よりは効果が出る。

★ReadyBoostの効果とは?
ReadyBoostはファイルキャッシュを拡張すると説明されているが、早い話がよく使うファイルをUSBメモリにコピーしておいて、必要になった時に、HDDとUSBメモリの両方から同時に読み込む事で、HDD1台から読み込むよりも速く読み込めるようにしようって仕組みである。
SSDなど単体ですんげー読み込みの速いドライブを使っている場合はほぼ効果はないが、SATA(現在の内蔵HDDの接続規格の主流で、かなり速い)接続のHDDでも、ReadyBoostを使ってUSBメモリと分散読み込みをした方が、遥かに速くなる。
USBメモリはHDDより読み書き速度が遅いので、単純に2倍とはいかないが、それでも体感できるレベルでアプリケーションの起動や動作が速くなる。

★メモリ圧縮
これはWindows7の時代には無かった新しい機能。
今までのWindowsはメモリが足りなくなる事が予想される(空きメモリが少なくなる)と、メモリ内であまり使われていない部分のプログラムやデータを、一時的にHDDに退避させる仕組みを採っていた。
これが「仮想メモリ」である。

しかし、HDDというのはメモリに比べると速度がめちゃくちゃ遅いので、退避する場合も、あるいは必要となって再度メモリへ戻す場合も、時間が掛かるのでWindowsの処理速度の大幅な低下を招いた。

そこでHDDへ退避するのではなく、メモリ上で圧縮して空き容量を増やそうという新たな仕組みが考え出されたのだ。
仮想メモリへ退避する場合に比べて、できる空き容量は減ってしまうが(メモリ内に圧縮データが残るので)、HDDへ読み書きするより、メモリ上で圧縮や解凍を行うスピードの方が遥かに速いので、Windowsのパフォーマンス低下を大幅に抑えられるという事だ。

メモリ8GBとか16GBとか積んでるPCなら、これを使った方がWindowsの動作は高速化すると言われている。
私のショボPCはメモリ4GBしかないが、SuperFetchをシステムのみに限定するよう設定しているので、圧縮部分は数十MB程度にしかならないが、それがかえって余分な処理をせず高速化につながっている。
同じようなショボイPCの人はお試しあれ。

Windows I/OポートとIRQ(割り込み)

コンピュータの心臓部であり、プログラウに書かれた命令を実行するのはCPUである。

このCPUが直接操作できるのは、「物理メモリ」と呼ばれる、マザーボードに刺さってる4GBとか16GBとかの搭載メモリなどと言われる「デバイス」だけである。

音源チップ・グラフィックのチップ、キーボードやマウスに至るまで、すべてCPUは「直接」操作できない。
ではどうやって、これら「物理メモリ」以外の「デバイス」とデータのやり取りや命令を送ったりをしているのか?

これを「I/Oポート」を使って行うのだ。
「I/Oポート」というのは、直訳すると「入出力窓口」みたいな感じだろうか。

「物理メモリ」以外のデバイスというのは、いわば社外の別会社みたいなものだ。
「物理メモリ」は社内の他部署みたいなもので、同じ建物内に居るので、窓口なんぞ不要で直に会って資料を渡す事もできるし、話もできる。
しかしそれ以外の「デバイス」というのは、基本的に別の場所にある別の建物内の別会社なので、「I/Oポート」という窓口経由でしか、荷物の受け渡しもできないし、話もできないのだ。

「I/Oポート」にも、メモリのように「番地」が付けられた複数の経路がある。
「I/Oポート」ひとつでやり取りできるデータというのは、1バイトである。
マウスやキーボードのように、やり取りするデータがごく少量であったり、小さい値である場合は良いが、音源チップやグラフィックのチップのように、大量の大きな数値のデータをやり取りする場合、窓口がひとつで1バイトづつやり取りしてたら、とてもじゃないが処理が遅くて使えない。
なので大量の大きなデータをやり取りしなければならないデバイスは、たいていは複数の「I/Oポート」を使っている。
デバイスマネージャで、デバイスのプロパティにある「リソース」タブを見た時に、「I/Oポート」は「〇〇~△△」みたいに、範囲で表示されているのがあるのは、そのためだ。

しかし実際はこれでも音源やグラフィックチップなどのように、ものすごい大量のデータを素早くやり取りする必要のあるデバイスでは、処理が間に合わないのだ。
だから音源やグラフィックチップは、PCに搭載されている「物理メモリ」とは別に、独自の「内蔵メモリ」というものを持っている。
ビデオカードなんかには、型番名や性能に「〇GB」というカードに搭載しているメモリが書いてあるのからも、分かると思う。

さてこの内蔵メモリはどう使われるのか?

音源やビデオカードは、PCIeという規格でマザーボード(基盤)と接続されている。
これは、古いデバイスとの接続規格のである「I/Oポート」よりも、太く高速な線で繋がれるのだ。
細い1車線の道路を、複数用意して繋ぐのではなく、10車線ぐらいの太くて広い道路でCPUと繋がれるような感じだ。

なので今のPCは、「I/Oポート」経由で、音声やグラフィックデータのやり取りはしない。
すべてこれらのデバイスが内蔵しているメモリを、さも物理メモリであるかのように扱って、直接データのやり取りが行えるようにしている。
これが、一部のデバイスのリソース欄にある「メモリ」という値だ。
メモリ範囲

私のPCは物理メモリは4GBしか積んでない。
なので4GBより上のメモリを指す「アドレス」は、本来であれば使われない。
この使われていない、存在しない物理メモリアドレスを、ビデオカードの内蔵メモリのアドレスとして割り当てるのだ。
こうすることで、CPUは「I/Oポート」を通さずに、物理メモリと同じように直接データを書き込んだり読み取ったりできるようになる。

上の写真の例で言えば、メモリアドレスの「FA000000~FAFFFFFF」番地というのは、4GBの物理メモリでは使われてない、存在しないはずのアドレスである。
そこへビデオカード内蔵メモリを割り当てていますという意味なのだ。

マシン語レベルの話になるが、「I/Oポート」に何かのデータを送る、あるいは読み取る命令よりも、メモリにデータを送ったり読み込んだりする命令の方が、処理に掛かる時間は短いというのもある。

高解像度・フルカラーで、しかも3D動画みたいなのが主流になった現在では、これでも処理が間に合わない事が増えた。
なのでビデオカード側には、今まではCPUが行ってきた3Dのグラフィックデータの計算や、動画データの処理を、グラフィックチップがCPUに代わって行う機能がある。
つまりCPUが行っていた仕事の一部を、別の会社に業務委託するような感じになっている。

グラフィックデータの元みたいなのだけ、ビデオカードのメモリに送って、「I/Oポート」経由で「このデータを〇〇しといて」みたいな命令をグラフィックチップに送る。
今のPCは、こうすることで過去のWindowsではファミコン並みの小さな解像度の動画ですら、スムーズに再生するのがやっとだったのを、高解像度のHDで再生する事が可能になっているのだ。
フル3Dのゲームが動かせるようになっているのだ。

ちなみに、単純にデジタルデータの形になっている音声データを、スピーカーなどで人間の耳に聞こえる形にするため、電圧の変化をつけた電流であるアナログ信号に変える仕事しかしてない音源チップには、「I/Oポート」は無い。
命令を送る必要が無いからだ。
「HD AUDIO」は、リソースとしては「メモリ」と「IRQ(割り込み)」しか使ってない。

「I/Oポート」と「メモリ」というリソース欄の値の意味は、だいたいこんなところだが、もうひとつある「IRQ(割り込み)」とは何だろうか?

例えば、マウスを動かした、キーボードでどんな文字の入力がされたかは、マウス・キーボードという「デバイス」側からCPUへ「I/Oポート」を通して伝えられる。
しかしCPUがその時に、そのデータを受け取れる体制にあるとは限らない。
何か別のプログラム処理を実行中であれば、せっかくキーボードから送られてきた入力データは「破棄」されてしまう。
そうなると、例えば「あいうえお」という文章を打ち込んでも、「い えお」みたいなCPUが暇な時に受け取れたものだけしか表示されなくなってしまう。
これでは困る。
そこで登場するのが「IRQ」だ。
「IRQ」は「I/Oポート」や「メモリ」のように、データをやり取りするためのリソースではない。
CPUへの緊急呼び出しみたいなものだ。
CPUは「割り込み信号」を受信すると、即座にいま実行中のプログラム処理を一時停止して、その信号を送ってきたデバイスの処理を行う仕組みになっている。
これによって、マウスやキーボードなどの入力をリアルタイムで取りこぼしなく受け取って処理できるようになるのだ。
またCPU側にもメリットがあって、何か入力があればマウスやキーボードの方から呼び出して知らせてくれるので、いちいちプログラムにマウスやキーボードの入力を読みに行く処理を入れなくて済むというのもある。
その分、他のもっと重要な計算処理に専念できるので、相対的にPCの処理スピード全体がアップするのだ。

「IRQ」というのは、いわば玄関についてるチャイムのようなものなのだ。
自宅に居る時に、10分置きとかで、玄関に来客がないかどうか確認しに行く人なんて居ない。
なぜなら、来客があればチャイムが鳴るからだ。
チャイムが「ピンポーン」と鳴って、はじめて「はーい」と返事してドアを開けたりインターホンに出て会話したりする。
このドアやインターホンが「I/Oポート」なのだ。
まぁドアの方は、「I/Oポート」というより「メモリ」の方が近いかもしれない。
なぜならインターホン越しでは、会話はできるが荷物は受け取れないからだ。

これが「デバイス」の「リソース」欄にある「I/Oポート範囲」「IRQ」「メモリ範囲」というものの正体ですという話。

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Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

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