2ntブログ

横綱の休場が多い理由

私が幼少の頃は、横綱がこんなに休場する事は無かったと思います。
横綱の休場は、基本的に「怪我」が原因です。
相撲というのは、ほとんど裸で戦う格闘技ですので、それだけ怪我しやすいというのもあるとは思いますが、一番は相撲を「喧嘩」か「戦争」と勘違いするアホ力士が増えたって事もあると思います。
白鵬もそれで批判されて、喧嘩スタイルから変えたところ、とたんに勝てなくなりましたねw

そもそも日本の相撲や剣道や柔道といったものは、相手を叩きのめすためのものではありません。
習っていた人なら分かるでしょうが、これらの競技は相手から一本取った時に「喜ぶ」と、せっかくの一本が取り消しになる事があります。
相手に対して「失礼」だからです。

最近はそれでも緩くなっているようで、試合が完全に終わった後、すなわち勝負ありでお互いに礼をして試合場から出た後であれば、飛び跳ねようがバンザイしようが取り消しになる事はないでしょう。
まぁ先輩や先生から怒られる事はあるかも知れませんがw

本来、日本のこれらの対戦競技だけでなく、スポーツというのはすべてがそうでなくてはおかしいのです。
「喧嘩」や「戦争」とは違うのです。
ところが、日本の伝統的スポーツと学生の精神鍛錬も兼ねる高校野球とかそういった一部の西洋スポーツ以外では、この精神が希薄です。
白鵬の相撲が「死体蹴りが酷い」と話題になりましたら、恐らく本人は悪いことをしている認識はないでしょう。
日本の「相手を尊重する」精神が無いからです。
外国人にとっては、スポーツも喧嘩も戦争も変わらないからです。

ボクシングの試合前の記者会見とかで、よく相手を煽ったりするの見られますが、あれが外国人のスポーツでの対戦相手に対する姿勢の典型です。
日本では考えられません。

スポーツにおける相手というのは、あくまで「対戦相手」であって「敵」でも「親の敵」でも無いのですよ。
そもそも「相手」が居なければ、スポーツというのは成り立ちません。
直接殴りあったり組み合ったりしないスポーツ、例えば陸上競技だとか水泳だとか、そういうのだって一緒に走ったり泳いだりしてくれる、実力が同じぐらいの選手が居なければ、すごさも喜びも、見ていて面白いとかも何もないわけですよ。

相手を徹底的に叩きのめして、二度と歯向かって来れないようにする。
そんな野生の動物の群れのリーダー争いみたいな事をやってるから、怪我が多くなるし、評判も悪くなるのです。

こと相撲に関しては、その辺をもう少し、特に外国人力士に対しては教育すべきと思います。
馴れ合う事と対戦相手を尊重する事は、また違いますけどね。

稀勢の里が今場所、今日現在で唯一勝った取り組みを、たまたま私は見ていました。
勝負がついた後は、相手が土俵下に落下しないように支え、軽く肩をポンポンと叩くなど相手をねぎらうかのような行動が見て取れました。
あれこそが、「横綱」のあるべき姿です。
というか「力士」のあるべき姿です。

ぜひともほかの力士や、相撲だけでなく、スポーツをやっている人全員に見習ってもらいたいものです。

スポーツは「喧嘩」や「戦争」ではない。
この事をよーく覚えておくべきです。

1000年前の前世の記憶が蘇った人が話題に

なんか自殺未遂をして、そのショックで前世の記憶が蘇ったとかいう人が話題になってました。

100%否定する事もできないですが、100%信じる事もできません。
なぜなら、前世の記憶があるという人はほぼ全て「前世も人間」であり、しかも時系列的に「過去」の時代に生きたというからです。

私の考える「前世」というのは、いわば「過去に読んだ本」であったり、「過去に演じた劇」と同等だからです。
この世界の主人公は「人間」ではありません。
「人間」以外の動物にも、それぞれ自分が主人公の一生の物語があるのです。
そればかりか、植物や、もしかすると「無機物」だと思われているこの「地球」や「太陽」といった星にも「意識」や「記憶」がある可能性だって否定できません。

よって、「前世」は犬だったとか、地球外の生命体だったという言う人が居ても良いはずですし、「未来」の世界に生きた記憶がある人が居てもおかしくないのです。

昔の人は地球は平らであり、果てがあると思っていましたが、実際は地球に果てはありませんでした。
ずーっと東へ一直線に進めば、最終的にスタート地点の西側から元の場所へ戻ってくるだけです。
同様に、この宇宙もずーっと一定方向に飛び出したとしても、最終的にはスタート地点に反対方向から戻ってくるだけになるでしょう。
そしてこれは「空間」だけの話ではなく、「時間」すらもそうだと言う事です。
「過去」も「未来」もすべて繋がっているという事です。
ずーっと未来に進めば、最終的には過去から現在に戻ってくるだけになると言う事です。

私はこういう考えなので、「前世」=「過去」という定義にどうしても違和感を覚えます。
また「魂」という不滅の存在が「肉体」に宿って、「人生」を「体験」して楽しんでいるだけだと思ってるので、「前世」も「人間」だったというのにも違和感ありまくりです。

もっともこれは、好みの問題であるかもしれません。
例えば、推理小説が好きで、それしか読まない人や、少年漫画が好きで、それしか読んで来なかった人には、当然別のジャンルの特徴的な話だとか絵だとか、そういうものは記憶にないでしょう。
同様に、「人間」としての「人生」を体験するのが好きな「魂」というのも居るのかも知れないと言う事です。
ただ、だとしても必ず「前世」が「過去」である事に違和感はあります。

小説や演劇や漫画でもアニメでも何でも良いですが、そういう創作物の舞台は、必ずしも「新作」は「未来」の話では無いからです。
過去の話もあれば未来の話もあるし、現代が舞台の話もある。
同様に、この世界というのは既に完成されているひとつの永遠にループする物語であるので、「時間」に縛られない「魂」が必ずしも時系列通りに「肉体」に宿って物語りを体験する必要性は無いのです。
時間が一定間隔で一定方向にしか進めないなどというのは、人間の大きな誤解なのです。

本は1ページ目の右上の文字から、あるいは左上の文字から順に読み進めていくもの。
それと同程度の決まりでしかありません。
そうしないと「本」として読めないし、意味不明になるので誰もその「規則」を破らないだけで、破ることは不可能ではありません。
同様に、この世界は動画やアニメと同じく静止した一枚絵や写真の連続で構成されていて、時系列に沿って順番にそれらを渡り歩かないと意味不明な物語になるので、誰もそうしないだけなのです。

しかし宿っていた肉体が死を迎えて、物語が終わり、魂の状態に戻った場合、次はずーっと過去に戻って別の人生を体験したって良いわけです。
何も必ずしも、次に体験するのは「現在」より「未来」の物語で無くてはならないなどという決まりは無いはずです。
そうした場合、当然「前回」の人生物語の記憶があったとしたら、それは「未来」の話である可能性もあるのです。

もっともこれらの話も、単なる私の妄想でしか無い可能性もあります。
というか、その方が大きいでしょうw

ただそれでも、「前世」=「過去」であり、性別や人種が違う事はあっても「人間」であったという変な統一性に違和感を抱かざるを得ないのです。

ラジオやテレビというのは、「電波」を読み取って映像や音声を流します。
ラジオやテレビに「意識」や「記憶」ができる機能があったら、別の固体であっても、あたかも自分の「記憶」のように思うでしょう。
同様に、人の「思い」や「記憶」が「電波」のようにこの世界に漂っていたとして、それをラジオやテレビのように読み取れる能力のある人が居たら、それを「前世」の記憶だと思っても不思議ではありません。
だから「前世」は「過去」だというなら、話はわかります。
「人間」とそのほかの動植物では、発信するこれら「思い」や「記憶」の周波数が違うので、「人間」には「人間」が発信して残した「記憶」しか読み取れない。
というのであれば、前世も必ず「人間」だったと言う人ばかりなのも納得はいきます。

でもそうだとすると、それは「前世」では無いですよね?
過去に生きた誰か別の人の「記憶」なわけですから。
それが「自分」である証明はできません。

どちらにしろ、「魂」という存在が科学的に証明でもされないかぎりは、「前世」というのはオカルトでしかありません。
あるいは「電波」のように、すぐに消えたりしない何らかの生物が発する「思念」を読み取る能力が人間にはあり、それを過去の自分の記憶だと勘違いしているという考え方のほうが、理にかなうと思います。

複数できてしまったネットワーク設定の弊害と削除方法

前回述べたような、インターネット接続のトラブルなどに見舞われた場合、Windowsにネットワークの接続設定が複数できてしまう事があります。
場合によっては、ネットワークカードのドライバの更新などでも、新しい接続設定が作られてしまう事があります。

Windows7の場合、ネットワークの設定は通常は「ネットワーク」という名前になりますが、複数作られてしまうと次第にそれが、「ネットワーク2」とか「ネットワーク3」とかって名前で増えていきます。
「ネットワークと共有センター」というWindows7のネットワーク設定を開いたときに、コンピュータとインターネットの間に表示されるネットワーク名が「ネットワーク2」とか数字付になっている人は、ネットワーク設定が何らかの障害で複数作られてしまっている可能性が高いです。

これを削除するのは、昔のWindowsであれば一覧から簡単に削除できたのですが、最近のWindowsは誤操作防止のためか、余分な情報は表示しない作りになっているようで、この「存在はするが使用されていない」ネットワーク設定を見る事ができません。
見ることができない以上、削除もまたできないわけです。
マイクロソフトは、これら使われていないが存在が残ってしまっているネットワーク設定は、あっても問題は無いと言っていますが、実はこれら使われてない設定のために、通信回線が制限されており、本来のスピードが出ないのです。

「使われていない、二度と使われる事の無いネットワーク設定」だとしても、それはコンピュータやOSには分かりません。
なのでWindowsは「もしかしたら使われる事があるかも知れない」と考えて、その通信設定用に回線の一部を予約してしまうのです。
分かりやすく例えると、幅1Kmの道路があったとして、そのうちの100mほどを、「二度と使われないであろう通信設定」社用の専用運送道路として確保してしまうのです。
コンピュータというのは人間のように、「混雑しているから、本当はいけないんだけど緊急車両用の車線を走って先へ急ごう」とかいう違反を決してしませんw
なので動画やネットワークゲームの大規模アップデートの更新ファイルなど、大きなデータのダウンロードで、これ以上は道路がいっぱいで、データを積んだトラックを送り出せないという状態でも、実はまだわずかに走れるのに使われてない車線がある状態になります。

なおこの予約幅は、私の環境(ADSL 下りリンク速度4900kbps)では1設定あたり0.1Mbps程度、すなわち100llbps程度だったようです。
私のOS環境では、「ネットワーク4」が現在使われてる設定、つまりそれ以外に何らかの要因で作られたけど使われてない「ネットワーク」設定が4つ存在していたので、合計で400kbpsほど本来より遅いスピードでしか通信できていなかった計算です。

光通信のように100Mbps近い高速な回線を使っている場合は、たかだか数百kbpsの回線が制限されていても誤差程度で気にならないかも知れませんが、ADSLなど低速な通信回線の場合だと結構影響は大きいです。

さて、肝心の「使われていないネットワーク設定」の削除の仕方ですが、
Windows 7の「ネットワークの場所」を結合・削除する
↑の外部リンクのページをご覧下さい。
非常に分かりやすく詳しい説明が図解付きで載っています。
上記のページを参考に、ネットワークの状態が「未使用」かつ「管理されていない」ものは全て削除しましょう。
これで回線本来の速度100%の通信ができるようになり・・・はしませんが、多少速くなるはずです。

なぜ100%とは言い切れないかというと、同じような回線を予約制限している仕組みがWindows7にはまだあるからです。
具体的にはQoSと呼ばれる機能。
私の場合はこれも切っていますが。

なお、PCであっても家庭にある完全に個人所有のもの以外では、上記のネットワークの削除は行わない方が良いです。
会社のPCなどは、業務によっては複数のネットワークに異なる通信方法で接続している場合もあるからです。
そもそもサーバなど業務用コンピュータはLANポートが2つ以上あるのは当たり前で、こういったコンピュータはネットワーク設定が複数あってもおかしくないのです。
「デフルトゲートウェイ」なる単語を見たり聞いたりした事がある人も居ると思いますが、これは複数の異なるネットワークに繋いでいるコンピュータの通信制御の仕組みの一部です。
LANポートが2つ以上あるコンピュータの場合、より効率よく安全に通信を行うために、「どこ宛の通信はこっちの通信ポート(設定)で」とか「どこからの通信はこっちの通信ポート(設定)で受け付ける」とかの設定を行います。
そして特に指定のない、宛先への通信、あるいは宛先からの通信はこっちのポートを使うというのが「デフォルトゲートウェイ」です。
これは運営管理用の社内ネットワークと繋がったLANポートを介して、外部からのハッカーなどが侵入してくるのを防ぐためでもあります。
外部からの通信は決して内部ネットワークと物理的に繋がっているLANポートへは通さないみたいな。

ともかく家庭の完全個人所有のPCで、何があっても自己責任で対処する、できる覚悟がある人は、お試し下さい。

インターネット接続のトラブル

ハードウェア構成の変更(周辺機器の増設や取り外し 又は故障等)や、OSを巻き込んで落ちた、あるいはマザーボード上の電池切れなどで、BIOSの時刻などが初期化されてしまった事が原因の場合の話です。

現在のPCはOSがインターネットを通じて、一定間隔でOSがソフトウェア的に管理している時計やBIOSの時計の時刻合わせをしています。
そのため、この時刻の設定が大幅に狂うと、インターネットの接続にルーターを使っている場合などに、接続と切断を繰り返す事象が発生します。

これを直すには、まずBIOSやOSの時計を正確な時間に合わせる必要があります。
1.OSの画面右下の日付や時刻が表示されてる部分を右クリック
2.日付と時刻の調整 をクリック
3.日付と時刻 のウィンドが開いたら、「インターネット時刻」のタブをクリック
4.インターネット時刻設定 のウィンドが出ると思うので、「今すぐ更新」ボタンをクリック
時刻合わせ

これで周辺機器とOSやPC本体の時計(BIOS時計)とのズレによる不具合はほぼ解消できます。
それでも解消しない場合は、ルーターモデムの方も再起動しましょう。
Atermシリーズなどは、ブラウザからルーターモデムの設定画面が開けますが、そもそも接続・切断が繰り返し起こっている状況では、接続されてるタイミングで操作するのが難しいので、ルーターモデム本体の電源コードを一度抜いて、再度刺し直すなど物理的にリセットした方が簡単かも知れません。

ルーターを使用したインターネット接続の場合、実際にインターネットと情報のやり取りを行っているのは、PCではなくルーターになります。
ルーターはPCに「プライベートIPアドレス」というのを貸与して、これによってルーター・PC間の通信を行っています。
この「プライベートIPアドレス」には、セキュリティのために有効期限が設定されています。
NECのAtermシリーズは、デフォルトで24時間になっています。
つまりルーター側の日時とPC側の日時が違うと、有効期限に不整合が発生し、「プライベートIPアドレス」をルーターが付与してもすぐに有効期限切れで破棄されてしまうのです。
これがネットワークが接続・切断を断続的に繰り返す不具合の原因です。
よって、解消するにはPC・ルーターの双方の時計を正しく合わせて整合性を持たせ、なおかつPC・ルーター双方を再起動して間違った設定をいったん完全に破棄させる必要があるのです。

かなり限定的な、稀にしか起こらない問題だと思いますが、同じような状況の人が居たら、参考までに試してみてください。

過去との正しい向き合い方

韓国が慰安婦問題を蒸し返して、ゴタゴタしてますね。

以前から言ってるように、歴史というのはどこの国が悪いとか、どこの民族は優秀だとか、どっちが正義だ悪だと、そういうものに使うべきものではありません。
国や民族にとって、あるいは世界にとって良くない事があったとしたら、なぜそういう事が起こったのか?どうすれば事態は悪くならずに済んだのか?その原因や事象を分析して、未来に同じような状況になった時に参考にして、より正しい選択をできるようにするためにあるのです。

第二次世界大戦を正しく分析して、現在に生かしているのは、ぶっちゃけ日本だけだと思いますね。
資源が無いから戦争せざる終えなかった。
だから戦後は資源の確保(主に石油など)や、資源が無くても国民が飢えないような国づくり、そして他国と戦争にならないよう、土下座外交とまで言われるほど、譲歩を繰り返してきたわけです。

韓国や中国もそうですが、第二次大戦という歴史を正しく活用していないから、いつまで経っても途上国のままだったのです。
韓国や中国は第二次大戦時になぜ日本に併合されたり、攻め込まれたりしたのか?
それ以前からの欧米列強の植民地拡大にどう対処すれば良かったのか?
そこをまず分析して反省し、現在の政治に生かすべきなのです。
韓国や北朝鮮は、立地的に中国やロシアといった大国と地続きで、日本よりも不利な状況にありますが、その状態で独立を保つにはどうすれば良かったのか?
そういう分析をしていません。
だから未だに大国の間を行ったり来たり、日本にゆすりたかりしている三流国家なのです。

妄想やファンタジー歴史で、自尊心を満足させたところで、国や民族は発展しません。
誰が悪いだの言ってたところで、不法入国してまで日本へ行く朝鮮人や中国人というみっともない現象はおさまりませんし、逆に日本人が不法入国してまで行きたがる国に、韓国や中国がなる事はあり得ません。

欧米にしてもそうです。
ドイツや日本は人類史上最悪の極悪非道国家だったかのように言われますが、はたしてそうなのでしょうか?
事実上の世界の標準語が英語になっているのはなぜですか?
海を隔てた遠く離れた地域で、スペイン語だのポルトガル語だのが標準語になってる国があるっておかしいでしょ?
すべて欧米が世界に対して行った悪逆非道な行いの結果じゃないですか。
日本語を日常的に使っているのは日本人だけです。
ドイツ語だってドイツとスイスやオーストリアなど周辺の地域だけでしか話されていません。
これはまぎれもなく、過去の日本やドイツより、イギリス・アメリカ・スペイン・ポルトガル・オランダなどの方が極悪非道だった事の証拠です。

そもそもアメリカ大陸の国々やオーストラリアなど、原住民を虐殺して作った国じゃないですか。
アフリカにしか本来居なかったはずの「黒人」の方々が、遠く離れたヨーロッパやアメリカに居るのはなぜですか?

だから日本やナチスドイツは悪くなかったと言うつもりはありません。
欧米に日本やドイツを70年以上も前の戦争で批判する資格など無いという事です。

同様に、韓国は第二次大戦後もベトナム戦争などに参加して、ベトナム人を虐殺したりレイプしたりしてるわけです。
朝鮮は弱小国家だったので、主体となって他国に侵略した事はありませんし、むしろいつも侵略を受ける側でしたが、大国の尖兵として他国に侵略してやりたい放題した歴史はいくらでもあるのです。

罪を犯した事の無い人間だけが、罪人に石を投げなさい
とキリストが言ったとか言わないとかって話がありますが、どこの国もどこの民族も他国や他民族を批判できる資格など無いのです。

これは日々のニュースにも言えます。
ニュースというのは、すなわち「歴史」そのものでもあります。
現在進行形で起こっているニュースになるような、様々な出来事も時間が経てば「歴史」の一部になるのです。
われわれは、それらを誰が悪い、どっちが悪いで見てしまいがちですが、「歴史」の一部である以上は、そのような使い方は正しくありません。
なぜそういう事が起こったのか?なぜそうなってしまったのか?
そこの調査と分析が一番重要なのです。
そしてそこから学んだ事を、未来に生かすのです。
これが正しい歴史の使い方です。

自分が得をするために、他者から何かを毟り取ったり優越感に浸ったりするために使うものじゃないのです。

アフリカや中東などで、民族間の紛争が収まらないのも、歴史を正しく使わないからです。
どの国のどの民族が、数百年にわたって我が同胞を何千人なのか何万人なのか殺してきた、許せん。
ではなく、なぜそのような殺し合いが起こったのか?
そもそもの原因はなんなのか?
どうすれば争いを回避できたのか?
そういうものを学び、現在に生かすために使うべきなのです。

子供向けのアニメや漫画、あるいは英雄物語のように、勧善懲悪な世界なんぞ現実には無いのです。
絶対的な悪も絶対的な正義なんてものも無いのです。
いい加減、人類は大人になりましょう。
カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR