寝ている時に見る「夢」の話。
一番よく見るのは、「歯が抜ける夢」だろう。
現実にも、歯が痛いとか、かぶせ物が取れて放置してる歯とかあるんで、その影響もあるだろうが、万人がよく見る夢のひとつでもあるらしい。
夢占いとか心理学の世界では、「歯が抜ける夢」というのは不安を抱えている事の裏返しであるとされている。
まぁ高齢ニートだから、毎日不安だらけだから、当たっているとは思う。
そもそも子供の頃や若い時には、そういう夢をみた覚えがない。
潜在的に抱えてる不安により見る夢として、私は他に「家の鍵が見つからない」とか「仕事で失敗しまくる」とか、あとなぜか外を歩いてるのに靴が無いとか、ズボン履いてないとかw
それら必要なものを探すが見つからないのだが、これも「歯が抜ける夢」と同じく不安の裏返しなのかも知れない。
何か恐ろしいものに追いかけられる夢ってのもある。
殺人鬼なのか、この世のものじゃないが、悪意しか感じない物体だとか、家に逃げ込んでドアを閉めても、なぜか閉まらないとか、そもそもドアが枠から外れてる、ペラペラの紙のような状態とかねw
稀にだが、良い夢も見ることはある。
ちょーかわいい女の子が、なぜか自分の彼女or嫁になってるとかねw
当たり前のようにエロい事しますがね、なんかいつもやってる当然の事みたいな感じで、あまり興奮はしませんw
それこそ中学生とか高校生とかの頃は、こんな夢みたら、夢精していたもんですが、最近はそういう夢を稀に見ても夢精しません。
悲しいですね、歳なんでしょうw
てゆーか同居してる(実家なので当たり前ですが)かーちゃんの寝言が、うるさい上に恐ろしい事が多いです。
ついにボケたかと心配になるぐらいに。
突然夜中に大声で怒り出したり、恐怖の叫びを上げたり、しかもそれら寝言なので呂律がまわってないんですよね。
びっくりしますよ。
子供の頃は、そういうの無かったと思うんですがね。
そういう時は、決まって死んだ親父に、「おい、かーちゃんに怖い夢見させんな。ちゃんと守れや!」と心の中で唱えますw
しばらくすると、収まるんですよね、それでw
まじで何か霊的に効果があるなら、いつもちゃんと悪夢を見ないよう見守っててくれよと思いますけどねw
私のように早く死にたい人間の加護なんざせんでいいから、せめてかーちゃんだけはちゃんと見てくれとw
そういえば、包丁で殺人鬼に刺される夢とかも良く見ますねぇ。
まぁ夢なんで痛くないですが、とはいえ人間は精神的な生き物なので、本当に刺されたと思ってショックで死んでしまう事もあるんじゃないかと思って期待してるんですが、残念ながら何事もなく目が覚めてしまうんですよねぇ。
寝ている間の、わけがわからないうちに死ねたらどんなに楽なことかと思うんですがねぇ。
まぁかまってちゃんみたいな事はこの辺にしておいて、自分の思うままの夢を見られる方法とかよくありますよね?
あれ、マスターしたいなぁとつくづく思いますね。
山口メンバーの報道やワイドショーや、ほかのメンバーへのテレビ局の扱いなどを見るに、違和感がハンパないです。
これは、今回の件だけでなく、あるいは日本国内の話だけでなく、世界中すべての左翼だのリベラルだの市民団体だのの主張がそう思えるのです。
具体的に言うと、そういった人や団体の言動が、本当にセクハラだの痴漢だのを無くしたい、差別を無くしたい、戦争のない、世界中の人間すべてが笑って暮らせる平和な世界を作りたいといろいろ運動したりしてるように見えないんですよ。
そういう事を言う、している自分は何て良い人間なのだろうか、なんて高潔な人間なのだろうと自己陶酔したり、あるいは自分や仲間がそれによって評価が上がったり、特別扱いされたりという利益を得るためにやってる、そういう風にしか感じられない場面が多々あるからです。
だから人の本音が出やすいネットなどでは、「はぁ?」という意見が噴出するのです。
現代人が冷たくなったわけでも、差別主義者が多くなったわけでもないんですよ。
そういう運動をしている、騒いでる連中が、そうさせているのですよ。
一番わかりやすい例が、海外で移植手術を受けるために募金を呼びかける運動ですかね。
昔であれば、無条件にみなが応援してくれたと思います。
ですが、実はその多額の費用というのは、金の力で移植待ちの順番に横入りするためであったり、あるいは自分たちの財産などは残して他人の善意を利用しようとしてたり、わたしたちこんなにかわいそうですwwwと注目を浴びて快感を得るためだったりと。
もちろん、そんな気はさらさらない、全財産投げ打てって言ったって生活はしなきゃならんのだから、最低限は子供が助からなくても残さなきゃならないってのはあると思いますけどね。
支援団体の会計や、募金集めたは良いが、結局助かりませんでしたって時に、残ったり使わなかったりした募金はどこへ行ったのか良く分からないとか。
本人達のその気が無くても、眉をしかめられて当然のような事しかしてないわけですよ。
これが今の世界的に見られる、慈善団体だの左翼だのリベラルだの平和主義者だの差別撲滅運動だの、あるいは「菜食主義者」が支持されない理由です。
結局、人間なんて誰しも自分が一番かわいいのです。
それは生物であれば当然の、本能とも言うべきもので、いくら人間は他の生命と違って賢いとか倫理があるとか言ったところで、その本能からは逃れられないのですよ。
神にはなれないのですよ。
憎まれっ子、世にはばかる とか良い人ほど早死にするみたいな言葉があるのも、それの表れです。
本当に神のような人間が居たとしても、そういう人は現実世界では生きていけないのですよ。
人間は神にはなれないし、聖人君子なんてものは現実には存在しない事を、みな少なからず認識している。
だからどこかうんさんくさく見えて、賛同したり支持しない人が居るのです。
そもそもこの手の人や団体は、自らの事は棚に上げて他人や他を批判したり、あるいは自らは一切実践してないのに、他人にそれを強要したりする事が多いです。
そういうのも、信用や支持を失う大きな要因でしょう。
山口メンバーのやった事は、悪くなかったなどと言うつもりはありません。
しかしながら、「枕営業」という言葉があるような業界のやつ等が、叩く資格があるのかと。
山口以外のメンバーが、なぜ謝罪しなきゃならんのかと。
しかも涙ながらに何度も。
お前らそれを見て、良い気分になりたいだけなんじゃねーかと。
もうほとんど「いじめ」だよねこれみたいな。
もっと言えば、被害者やその親は、芸能界というのはそういうのがある(かもしれない)と分かっていて、入った、入る事を許可したんじゃないんかと。
いくらNHKとはいえ、みなさまの受信料で女子高生を集めて馬鹿騒ぎするような番組を作ってるようなやつ等を、よく信用したもんだとw
てゆーか、女子高生だけ出して男子高生は出さないって、これって男女差別じゃないんかと。
若い女性の「性」を売り物にしてる典型じゃねーかと。
なんで女性団体は、今回の件で「NHKどーなってんだよ」って騒がないんだよと。
まぁ理由は分かってますけどねw
差別利権だの弱者利権だの言われる、てめーらが特別扱いしてもらいたいだけの、なんちゃって左翼・リベラル・市民団体のお仲間だからですよねw
NHK批判なんてした日には、その後てめーらがどんなに声を張り上げても、取り上げてくれない、賛同してくれなくなるからですよね?w
そんなやつ等に、本当に女性差別を無くす気があると思えるかって話です。
もし仮に、本当に自分たちの主義主張が正しい、理想の世界を実現したいと思ってるなら、自分らの言動を冷静に見つめなおして、反省する事です。
協力者だからとか、仲間だからとかで優遇したり、あるいは自分自身の事を棚に上げたりしない事です。
たとえ恩のある方や、上の立場の人に対しても、主張を貫き通せよってことです。
そして、一番重要な事ですが「法律を守れ」って事ですw
私も最近知りましたが、「名誉毀損」ってのは、それが事実に基づく事であれば該当しないわけじゃないんですよ。
事実であっても、著しく不当に名誉を傷つける行為は、すべて「名誉毀損」になるんですよ、マスゴミさんw
人を裁き、刑罰を認定できるのは、「裁判所」だけなんですよ。
何様のつもりなんですかね?w
TOKIOのメンバーの謝罪会見、NHKも含めてすべてのテレビ局が生中継したらしいですが、それって日本国民の大多数に害があるような重大な事件だったんですかね?w
人気グループだから社会への影響が大きい?w
いつまでテレビや芸能人が、一般大衆に影響を大きく与えるなんてうぬぼれているんですかw
そもそも仮に影響が大きいとして、その影響を正しく認識して使ってるんですか?あんたらは。
金儲けにしか、普段は使ってないくせに、というか大いに利用しておいて、こういう時だけ影響が大きいんだから反省しろやなんて上から目線で、TOKIOを攻める資格がお前らにあるんかと。
ぶっちゃけ、こういう人間のクズが居なくなって、はじめて世界は差別や戦争のない、平和な世界になるんですよw
逆に言えば、こういう連中が居る以上は、いくら経っても理想の世界なんて実現しないんですよ。
私はそう思いますねって話でした。
日本のアニメータの薄給は有名な話です。
違法視聴するやつ等が居るから、いつまで経っても日本のアニメータは薄給のままだという声も、違法視聴やサイトを批判する理由のひとつとして、よく聞かれます。
しかし、果たしてそうでしょうかね?
まず断っておきますが、違法視聴や違法サイトを擁護するつもりはまったくありません。
さて、仮に違法サイトのアクセスを遮断したり、そういうサイトが潰れたり、あるいは違法視聴者が逮捕できるようになったとして、日本のアニメータの給与が上がるでしょうか?
答えは、「変わらない」でしょうねw
なぜなら、一度作って収めてしまえば、その後にBD化したものがいくら売れようが、その儲けはアニメ製作会社にまでは渡らないと思われるからです。
「この金額で、こういうアニメを○話作って下さい」で終わってるからですよ。
発注元である大手の出版社やテレビ局や広告代理店(?)が、それをテレビ放映後にBD化して、めちゃくちゃ売れたとしても、潤うのはそういう企業だけで、それを作ったアニメ製作会社や声優さんに、追加報酬がある可能性は低いという事です。
これは漫画の原作者などが、不満を述べる形で暴露してますよね?w
BDではありませんが、大ヒットした漫画原作映画の、某ローマの風呂コメディー(?)などは、当初の原作使用料である100万円だったかな、それ以外は貰えてないと原作者が嘆いていたという話があります。
銀魂の原作者も、映画がいくらヒットしようが自分とこには1円も入ってこないので、それよりコミックを買ってくれと言ってた話もあります。
漫画の場合は、アニメよりまだ恵まれていて、コミック(単行本)に関しては、売り上げに応じて原作者にもその利益が還元される仕組みがあるからです。
これは、たぶん小説などの漫画以外の書籍もそうだと思います。
ところがアニメに関しては、そうなってない。
新しいメディアである映画・レコード・テレビは、製作者を搾取して、てめーらだけ儲かる仕組みを永遠と続けているのではないかということだ。
つまり、違法視聴を批判するなら、同時に売れた分だけ製作者にも利益が還元される制度を整えろよということです。
そうして初めて、違法視聴するやつらが居るから、違法サイトがあるから製作者がいつまでたっても薄給のままなんだ!との批判にも説得力が出てくるってもんです。
絵もかけない、文章も作れない、演技もできない、ただ他人が作ったそれらのものを利用しているだけにすぎない、寄生虫だけが肥え太る仕組み、とっとと改善すべきです。
でなければ、音楽業界と同じくどんどん衰退するでしょう。
あるいは、欧米資本などに日本のアニメは牛耳られるでしょう。
欧米資本が、「制作費としてこんだけ出す(日本よりはるかに高額)。また売り上げに応じてこんだけバックマージンを払う。」と言ってきたら、日本のアニメ製作会社は日本企業からの依頼は受けなくなるでしょうからねw
そうなってしまっても良いなら、搾取を続け、搾取制度を維持したままどんどん違法サイトを潰すなり遮断するなりしていけば良いでしょう。
最近は、定額でアニメ見放題という欧米資本のサービスも出てきてますよね?
見放題と言っても、そのネット配信企業が買い取った作品だけですけどね。
当たり前ですが、こういうサービス、いくら視聴が多い人気作品でも、欧米資本の配信企業は、版権元である日本企業には、最初に買い取った金額、あるいは契約した金額以上は払わないでしょうw
そうやって、今度は自分たちが搾取される側になるわけですw
まぁ資本主義という経済が、もともとそういう搾取される人と搾取する人で成り立ってるものなんですがね。
貧富の差、格差が広がることで成長する経済なんて、この先ずーっと人類の主要な経済システムとして続くとは思えませんね。
絶対王政が民主主義にとって変わられたように、必ずや儲けをてめーだけが独り占めできるシステムも、別の形態の経済システムに倒されるでしょう。
ちなみにそれは、共産主義・社会主義ではありませんw
今の共産主義・社会主義は、単なる独裁政治の言い訳に使われるだけだからですw
人間の文化の中で、最も重要なのは、「言語」と「食事」である。
人種や民族が違う者同士が、最も早く打ち解けられるのは、相手の「言語」を話し、同じ食事を食べる事である。
これは日本が外交でもっとも重要する方法でもある。
有名なのは、小泉元首相が国際会議で外国を訪れた時に、他の国の首脳がみな晩餐会などで自国の料理を注文するのに対して、小泉元総理だけは、タイで「トムヤンクン」を頼み、タイの国民に絶大な好印象を与えた事などがある。
他にもインドではカレーをわざわざ食ったとかもある。
また言語に関しては、イラクの日本大使館がわざわざわイラク訛りのアラビア語でスピーチしたかなんかで、高い評価を現地の人から得たというのもある。
フィリピンに災害援助で行った日本の国際救助隊の人が、フィリピンの標準語だと思われ、実際に公用語でもある「英語」ではなく、昔から現地にある「タガログ語」で、現地のテレビのインタビューに答えた事で、その活動内容と相まってフィリピンの人から非常に高い評価を受けたという話もある。
このように「言語」、それも「方言」なども交えた本当に現地で使われているもの、そして「食事」の2つが、最も重要であり、逆にそれ以外の宗教だとか価値観だとか風習の違いや、肌の色などの見た目の違いなどは、実際には「ささいな問題」でしか無いと言う事だ。
これは人間が、同じ言葉を話し、同じ食い物を食う奴を、仲間と認識する動物だからだ。
まだサルだった時代の名残だ。
人間は肌の色など見た目の違いで、日本人か外国人かを区別する「能力」があるが、サルにそこまでの能力があるかは疑問だ。
そもそも人間以外の動物は、種族を超えて友達になれる事が多々ある。
犬と猫を両方飼っている人で、まるでそれらが兄弟のように仲が良いのを見てる人も居るだろう。
つまり人間より「知能」が劣る動物は、「見た目」で自分と同じ種類の動物か、違う種類の動物かを区別しきれないのだと思う。
この理屈からいくと、サルも同じような体格や姿の別種に出会っても、恐らくは自分と同じ「ニホンザル」なのか、あるいは「チンパンジー」なのか「ゴリラ」・・・はさすがに大きさが違うので、もしかしたら自分と同じでは無いと分かるかも知れないが、判別できていない可能性が高い。
ではどうやって仲間とそれ以外を区別しているのかといえば、やはり同じ「文化」を持つかどうかだろう。
それが具体的に「言語」ではないが、例えば仲間同士の「鳴き声」による合図だったり、あるいは食っているもので判別するのだと思う。
同じ群れのメンバーなら当然、みな同じ「鳴き声」の合図を承知しているし使うし、毎日同じものを食っているはずだから。
その名残が、進化した人類にも残っているのではないかと思うのだ。
だから同じ言語を話し、同じものを食っていれば、多少見た目が異なっても「仲間」というか「親近感」を持ってしまう。
欧米のように、「お前らと同じもんなんか食えるかwwwこの野蛮人どもめwww」とか「俺らの言語の方が優れてるんだから、お前ら今日から英語で話せよwww」とかやってるようでは、いつまでたっても真の友好など築けないって事だ。
価値観の押し付けなどと言われるが、その要因はひどく単純で、同じ言葉を話そうとしない、同じものを食べようとしない、これだけなのだ。
日本は敗戦国であったために、外国に自分たちの価値観、「言語」や「食事」を押し付けるような横暴ができなかったというのも、幸いしているのだろ。
だが、日本が戦争で負ける前から海外に移民した「日系人」達も、現地の言葉や食事に合わせる努力をしたので、受け入れられ、今では日系人は非常に高い地位を得られるまでになったというのがあるので、伝統的にそういう真理を知っていたのかも知れない。
ともかく海外で仕事でも移住でも、長く滞在するような事がある人は、言語はもちろんだが食事に関しても十分に用意しておいた方が良いという事。
それ以外のその国や地域独特の風習等は、現地に行ってから学んでも遅くはない。
関西弁を話し、関西地方の味付けを好む外人の方が、恐らく首都圏育ちで東京弁しか話せず、関東地方の味付けの方を好む日本人より、関西の人には受け入れられるし仲良くして貰えるだろうw
日本の外交官の間に、そういうマニュアルがあるのかどうかは知らないが、少なくともこの点においては非常に優秀だと言える。
日本のマスゴミは決して報じないし、評価しないだろうがねw
懐メロというと、終戦直後の白黒テレビの時代の歌のように思われるでしょうか。
確かに私が子供頃の懐メロ番組と言えば、そんなもんばっかでした。
しかし今の懐メロ番組って、私が生まれた頃ぐらいの、昭和の後期の歌も懐メロになってしまうんですね。
さて、そういった番組を見ていると思う事があります。
それは、懐メロ番組に登場するような歌手なのに、今でも人気があり、新曲が売れる事がある人が居るという事です。
例えば、サザンオールスターズや中島みゆき、松任谷由美などは、私が幼少の頃に既にテレビで歌っていた歌手です。
これらの方々は、今でもヒット曲を出す事があります。
なぜこれほど長く「歌手」として生き残れているのか?
この方々に共通するのは、「自分で作詞・作曲ができる」という事です。
つまり「シンガソングライター」(今はあまりそういう風には言わないですがw)なんですよ。
他人の作った曲を、ただかっこいいだけ、かわいいだけで歌ってたようなのは、一時売れても、長続きしないんですよ。
もちろん歌が本当に上手ければ、自らは作詞や作曲ができなくても生き残れる場合もあります。
演歌歌手とかそうですね。
ちょっとカラオケが上手い素人に負けるような、その程度の歌唱力しかない奴とは違って、本物だからですね。
この「自らがモノを作れる」人や会社が生き残るのは、歌謡界に限った話ではありません。
他人や他社の作ったものに、自社のシールを貼って売ってるだけとか、右から左に流して中間搾取してるだけの人や会社ってのは、生き残れないって事です。
人件費が高くなったからと、自らの会社でモノやサービスを作るのを止め、他社や他人にの作ったモノを売る姿勢に転じた会社、特にバブルが弾けて以降の日本には多く見られます。
ゲームソフト業界で、一人勝ちしていると言われる任天堂は、どこぞの老舗のように他社や他人の作ったゲームを自社ブランドで売るという事をせずに、自社でゲームを作り続けているからです。
だからこそ、老舗でありながら今でも勢いがあるのです。
ゲームだけじゃなくIT業界全般に言える事です。
かつて世界的なIT企業だった富士通やNECが、昔ほどではなくなったのも、高くなりすぎた自社の優秀な「モノを作れる」社員を冷遇し、自社で「モノ」を作るのを止めてしまったからです。
この辺、スクエニなんかと同じですねw
日本の代表的産業である自動車業界で、トヨタがなおも世界企業であり続けられるのは、「自社」で車を作り続けているからです。
まぁ自動車産業は、IT企業みたいに他社が作った自動車を自社ブランドで売るみたいな、アホな事をしている企業は無いですがね。
たぶん安全性だとか、あるいは開発コストが膨大にかかるので、新興の小さな会社がすごい自動車作るとか出来ないんでしょう。
かつて威勢を誇ったレコード会社や出版社などが、苦労しているのは、何もネットの普及によって製品が売れなくなったからだけではありません。
そもそもこういう企業は、てめーんとこの社員が作詞・作曲してるわけでも、小説や漫画を描いてるわけじゃありません。
他人の作ったものを売りさばいて、製作者本人より良い報酬を得ていたクズの集まりだったからです。
別にレコード会社や出版社が不要だとは言いません。
お前らは他人の作ったものを利用して甘い汁を吸う、寄生虫に等しい存在であるというのを自覚して、えらそうにしたり、十分な報酬を払わないなどの、横暴な営業を止めろと言っているのです。
有名な話ですが、人気漫画や小説が原作の映画などは、たとえそれが大ヒットしても、儲かるのは映画会社だけで、原作者には当初の契約通りの金額しか払われません。
もちろん、そういう契約書にサインしてしまったわけですから、別に違法な事をしてるわけじゃないですよ?
そういう事をしているから、どんどん衰退していくんですよ。
アニメだって実際に絵を描けるアニメーターより、絵なんてまったく描けない単なる版権元や配給会社やテレビ局の人間の方が、給料は良いわけですよ。
おかしいと思いませんかね?
言い方は悪いですが、寄生虫の方が超え太っているし、そういう事ができるのが、優秀な会社・経営者だというんですよ、今の日本は。
そういう奴らは、たとえ今は良くても長くは生き残れません。
江戸時代の身分制度である士農工商で言えば、商が一番上に居るのが今の日本です。
これは健全ではないのです。
農なり工なり、実際にその手でモノを作れる、生産できる人が一番上に居るのが人類社会の正しい姿なのです。
自分はその製品の仕組みはおろか、図面すら引けない社長の方が、現場で油まみれになりながら高品質な製品を作ってる人よりえらいなんて、おかしいわけです。
ぶtっちゃけ、社長なんて誰でも良いのです。
編集なんて誰でも良いのです。
マネージャーだの事務所だのレコード会社なんて、どこだっていいのです。
でもこういう輩が、自分より下だと思っている現場の工員やゲーム開発者や漫画家や小説家というのは、誰でも良いわけではないのです。
その人にしか、その人たちにしか作れないのですよ。
どっちが上か、明白でしょ。
社長というのは、責任が下っ端の平社員より重大だから給与が高いというのが、一般的な認識です。
しかし、会社がピンチになれば、真っ先にクビにされるのは平社員ですw
社長がてめーの財産を全てなげうって、自分や自分の家族が食えなくなってでも、他の社員全員の報酬を払って守るならば、そりゃ平社員の10倍も100倍も給与もらってても文句を言う人は居ないし、責任が重大だから報酬が高いと言っても納得するでしょうがね。
かつてのアイドル歌手が、歌を歌わなくなり、役者やタレントなど別の方向性に転じるのも、散々自分のおかげで儲けたくせに、年を取ってかつてのカッコよさやかわいさが無くなると、テレビ局もレコード会社も簡単に捨てるからです。
だから年を取ってもできる、役者だのタレントだのに転じるのです。
そうしないと生き残れないからです。
でも事務所の人やテレビ局やレコード会社の人は、一生同じ仕事ができるわけですよ。
だって、ただ他人に寄生しているだけですから。
次の宿主を見つければ良いだけですから。
しかし「お前の代わりはいくらでも居る」などと豪語しても通用したのは、バブルが弾ける前までなんですよね。
「お前の代わり」なんてのは、実際には居なかったわけです。
でも未だにそれを認めず、寄生虫である自分こそが一番偉いんだ、すごいんだと思い込んでいる。
だからどんどん衰退していく。
別にそういう人や企業が不要だとは言ってません。
本当に不要であれば、そんなものは存在できるはずがないからです。
ただ人類社会における「必要度」みたいなものは、最低ランクだと言っているのです。
先に出した江戸時代の身分制度で言えば、農・工・商=士が正しいのですよ。
政治もそうです。
自らが政策や法案を作れる議員や政党が一番偉いし、生き残れるのです。
他人の揚げ足を取ったりするだけしか出来ない議院や政党は、生き残れないのですよ。
人の価値というのは、いかに優れたモノを生産できるか、いかに自分にしか作れないモノを作れるかなのです。
それは形あるモノだけとは限りません。
イチローはイチローにしかできないバッティングや守備の上手さを持っているから、40超えても現役で居られたのです。
役者や声優でも、大御所と呼ばれ、現在も第一線で活躍している、民間企業ならとっくに定年退職されている年齢の方は沢山居ますが、それはその方にしかできない「何か」があるから生き残っているのです。
他人や他人の作った「モノ」に寄生しているだけの人は、よーく覚えておいた方が良いでしょう。
昔は、景気に関係なく生活ができる収入が得られる仕事をしたいなら、「手に職をつけろ」と言われましたが、これは正しい事なのです。
ものすごい勉強をしたり、訓練や練習をしたり、あるいは長い年月かけて経験を積んだりする事が必要な職ほど、生き残れる確率がが上がるという事です。
そういう人たちを、「お前の代わりはいくらでもいるんだから、文句あるなら契約打ち切ってもいいんだよ?www」なんて言ってる奴の方が、世の中にとってはそれほど必要じゃないし、そういう人ほど代わりはいくらでも居るのですよ。
自分が、自分の会社が生き残りたいのであれば、この人類社会の真理を理解すべきです。